Mondaufgang

梅雨の合間、道すがら月の出に差し掛かった。
立ち止まってぼーっと見ていたら、
出始めから出終わりまで見届けることができた。
体感で数分。結構速いなあ、実際どれくらいなんだろうと思った。
思い立ったが吉日で、たとえば翌晩、
ストップウォッチ持って実測する方が早いのだが、
梅雨なのでそうそう晴れてはくれない。
計算してみることにした。晴耕雨読とはまさにこのこと。

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Was ist das Leben?

前項からの続き。そして、このテーマのラスト。
ずいぶん長い文章になってしまい、
かつ、落としどころが見えなくなってしまった。
えーと、多分、
何もかもを一元的にまとめようとするのは、
「効率」という名の「怠惰」であり、「意思」という名の「不安」である、
・・・と言いたいのであろう。
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Integriert? Globalisiert? Nein, nur chaotisch geworden

前項からの続き。
以上のように、私は自分の生きてきた時代の制約の下に、
ITの意味と学生の行動様式を認識しているのだが、
ITは、こうした分析を乗り越えようとする、
いや、もっといえば、分析を阻もうとする、
そんな方向に進んでいるように思う。
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arme, gefesselte Studenten

前項の続き。
次に、学生についてだが、
各人に選択肢があるのではなく、
「受験」や「就活」という縛りの中で否応なしに変遷してきたではなかろうか。
先の「パソコンやITに詳しいのは若者」という常識は、
若者が新しモノ好きなので飛びついたと言うよりも、
これにしがみつかなければ受験や就職に不利、
という強迫観念によるものだったろう。
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IT und Studenten – in drei Begriffe

いまの大学生はどんどんレイトマジョリティになっているという話」という記事を読んで。
抜き書きすると、
「昔は「パソコンやITに詳しいのは若者」というのが当たり前であった。」
「いまや、・・・大学生のみなさんは、コストパフォーマンスを最優先に考える。
スマホは携帯用の超小型パソコンだから、パソコンなしでスマホですべて済ます。
またはパソコンあってもレポート書くだけにしか使わない。」
という話である。
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